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日本コンピュウェア、日本版SOX法対応の内部統制ソリューション


 日本コンピュウェア株式会社は12月21日、日本版SOX法対応の内部統制ソリューションを2006年3月より発売すると発表した。

 日本版SOX法は、米国の企業改革法(Sarbanes‐Oxley Act)の日本版として、現在法制化に向け検討されているもの。財務報告の正しさを確証するために、業務活動を内部統制の実施によって確認することを義務付けるものになる予定で、7月には「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準」(公開草案)が公表されている。

 今回発表された内部統制ソリューションは、日本版SOX法の成立を見据えて提供されるもので、自社開発を行うユーザー企業(情報システム子会社)、SI企業、ソフトウェアベンダーを対象に、そのIT業務に特化した内部統制ソリューションとなっている。営業・契約・プロジェクト・要求・運用などのIT業務機能の最適化、ワークフローとドキュメント管理を利用した内部統制などを行う「IT業務管理ソリューション」、テスト作業におけるソフトウェア品質の定量化と可視化、運用業務における最適なサービスレベルの定義とサービス管理・保証などを行う「ソフトウェア品質・運用ソリューション」、RCM(リスクコントロールマトリックス)対応の業務および承認フローの構築を行う「ワークフローソリューション」の提供が予定されている。



URL
  日本コンピュウェア株式会社
  http://www.compuware.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.compuware.co.jp/corporate/pressrelease/2005/051221.html


( 福浦 一広 )
2005/12/21 16:00

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