株式会社ケイ・ジー・ティーは1月26日、日本版企業改革法(SOX法)への対応支援ソリューション「Ci-Tower」を発表した。3月31日までの申し込みの中、先着10社までの限定で発売する。
Ci-Towerは、Microsoft Visio 2003やExcel 2003を機能拡張し、業務プロセスのモデリングやリスクコントロールデータの記述など内部統制文書の作成を支援する。また、それらをデータベース管理し、関係者や監査人などがWebブラウザから内容確認したり、運用状況のモニタリングデータを収集・集計できるシステムを構築する。
デスクトップ版「Ci-Tower BPM Desktop Ver.1.0」とサーバー版「Ci-Tower BPM Server Ver.1.0」が用意され、デスクトップ版はPC上から各種文書化を支援、サーバー版は、全社レベルでの文書管理、監査用各種文書の出力、統制運用のチェック・モニタリング機能を搭載する。企業の準備計画に応じた段階的な導入が可能。いずれもWindowsに対応し、サーバー版はSQL Server 2005が必要。
また、リスクコントロールマトリックスなどの出力帳票のカスタマイズも容易で、導入企業や監査法人の方針に合わせた文書化・運用支援が可能だという。
価格は、デスクトップ版が5万円、サーバー版は300万円、企業内でのデスクトップ版・サーバー版の無制限利用のコーポレートライセンスが500万円(いずれも税別)。また、早期に内部統制文書化作業に着手するユーザー向けに、コーポレートライセンス、初年度保守費用、リスクコントロールシートのカスタマイズを含めて450万円で提供する早期導入支援プログラムも用意する。
■ URL
株式会社ケイ・ジー・ティー
http://www.kgt.co.jp/
プレスリリース
http://www.kgt.co.jp/article/147/index.html
( 朝夷 剛士 )
2006/01/26 20:07
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