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ベルシステム24と日本オラクル、企業マーケティング活動を包括的に支援する「PROGRES」を開発

第1弾はセミナー・イベント運営支援のASPサービス

日本オラクルの新宅正明社長(右)と、ベルシステム24の園山征夫社長(左)

「PROGRES イベント支援ASP」で提供されるサービスのイメージ。オプションで、コールサービスを随時追加することも可能だ
 株式会社ベルシステム24と日本オラクル株式会社は2月8日、イベントやセミナーの運用をトータルでサポートする「PROGRES イベント支援ASP」サービスを提供開始すると発表した。同サービスは、両社が共同で開発したマーケティングシステム「PROGRES」を用いて開発されたサービスの第1弾という位置付けになり、今後はマーケティングサービス全般の提供を目指して活動を続けていくとのこと。なお、PROGRESイベント支援ASPの販売はベルシステム24が行う。

 ベルシステム24はテレマーケティングを得意とし、セキュリティを確保したコンタクトセンター「RMCさいたま」などを運用して実績を重ねてきたものの、Webマーケティング分野は比較的弱かった。一方、日本オラクルはWebマーケティングシステム「Oracle Contact Database(OCD)」によって、Webマーケティングの分野でノウハウを培ってきたが、マーケティング活動すべてを見渡した時に、「お客様が運営される際の、すべての仕組みを持っているわけでなかった」(日本オラクルの代表取締役社長、新宅正明氏)。

 そこで両社では、お互いの不足分を補うために協業し、OCDをベースに、ベルシステム24のCall Management Systemを入れ込むことでPROGRESシステムを作り上げた。そしてその上で、「まずプロモーションの一連の流れを体験して、有効性を確認してもらう」(ベルシステム24の代表取締役社長・CEO、園山征夫氏)ため、企業のマーケティング活動で行われることの多い、イベント、セミナーの運営支援に絞って提供を開始することにしたという。

 そのPROGRESを用いると、一般にありがちな「顧客情報を集めるだけ」の状況から脱却することができるとのことで、Webへのアクセス状況や顧客のプロファイル、サーベイ情報などをもとに、「成約率の高そうな見込み顧客」を洗い出し、その情報を営業部門へ提供することが可能になる。また、集客チャネル別、来場者属性別、見込み度のランク付け評価別、などの観点からイベントの効果測定・評価を行えるほか、今後の展開に向けた提案もレポートとして提供するとのこと。

 具体的なサービスとしては、イベント告知メールの送信から、事前登録を受け付けるための登録ページの提供、受講票送信、リマインドメールの送信、当日の来場者登録、開催後のフォローコール(電話)の実施、最終的な効果の測定などが提供される。進ちょく状況や測定結果に関しては、専用のWebダッシュボードからリアルタイムに確認することが可能だ。

 ベルシステム24の首都圏マーケティング事業部 副事業部長、西脇紀男氏は、効果について「イベント実施工数が削減できるし、費用対効果も把握可能。また営業部門へ精度の高い情報を送れるため、優先度を付けた的確な顧客への営業が可能になり、営業活動のパフォーマンスが向上する」と述べ、成果の伴ったイベントプロモーションが可能になるとした。

 価格はイベント集客規模によって異なり、200名程度で約140万円、1000名規模で約250万円、3000名程度で約550万円。ベルシステム24では、当初はB2Bのビジネスを進める企業を中心に販促していくとしており、初年度1億4000万円の売り上げを見込む。


参加者の状況はリアルタイムで確認可能だ Webシステムだけでなく、テレマーケティングで得た情報ともシームレスに統合される 参加者全体の見込み度合いランク付けだけでなく、申し込んだメディア別のランクなど、細かな分析が可能


URL
  株式会社ベルシステム24
  http://www.bell24.co.jp/
  日本オラクル株式会社
  http://www.oracle.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1524


( 石井 一志 )
2006/02/08 17:45

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