エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は2月13日、営業戦略支援システム「シンプルデータマイナ」を、2月15日より販売開始すると発表した。
シンプルデータマイナは、データマイニング分析手法を利用したマーケティング業務を、簡単に実施できる営業戦略支援システム。NTTアクセスサービスシステム研究所で培われた技術をベースに、決定木分析手法(Decision Tree Analysis)を採用することで、データマイニングの手順を抽象化、最適化し、ユーザー自身で分析作業を実行できるようにした。また、分析精度を維持したままで、不要な機能を極力省いたコンパクト化を実現。分析から結果評価までの機能をオールインワンで提供するという。
柔軟なカスタマイズにも対応しており、ユーザー固有の分析業務フローにあわせて、低コスト・早期での構築が可能なほか、ユーザーが自ら業務を遂行できることから、データのセキュリティ確保、分析ノウハウの蓄積も図れるとのこと。
コンポーネントとしては、基本システムである分析サーバー「SDM-AS」と、分析オプティマイズ端末「SDM-AO」、データ管理サーバー「SDM-DMS」といったオプションなどから構成される。価格は、IAベースのハードウェアとソフトをあわせて、SDM-ASが500万円、SDM-AOが350万円、SDM-DMSが200万円。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
http://www.ntt-at.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntt-at.co.jp/news/2006/release13.html
( 石井 一志 )
2006/02/13 18:10
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