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住友電工情報システム、IBM iSeriesに対応した基幹システム向けJava開発環境の最新版
住友電工情報システム株式会社は2月14日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)の統合ビジネスサーバー「IBM System i5」および「IBM eServer iSeries」に対応したJava開発フレームワークの最新版「楽々FrameworkIIバージョン3.1」を発表した。同日より販売を開始する。
楽々FrameworkIIは、Webベースの基幹システム開発向けJava開発環境。コンポーネント組立型開発により、ノンプログラミングで業務処理の大部分を稼動できるため、プログラム設計工数を従来比で約3分の1に圧縮できるのが特長。また、データベースの設計完了後、すぐに試作プログラムを自動生成・稼動できるので、Javaでそのままシステムを構築するのに比べ約10分の1の時間でプログラムの作成が可能となっている。
最新版では、iSeriesの最新OS「i5/OS V5R4」に新たに対応。これにより、iSeries導入済みの企業は、OSをi5/OS V5R4にバージョンアップすることで楽々FrameworkIIを用いて新たなJava基幹業務システムを構築することが可能となった。
今回の取り組みは、日本IBMが2005年2月に発表したiSeriesのパートナー向け支援プログラム「IBM eServer iSeries Initiative for Innovation」を活用したもの。そのほか、日本IBMが同社のパートナー同士が得意分野を連携することで、製品開発、販売、ソリューション提供などの効率化を高めることを目的として発足させた「System i5ソリューション研究会」の初の連携として、日本情報通信株式会社が楽々FrameworkIIを販売・構築することも発表された。
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URL
住友電工情報システム株式会社
http://www.sei-info.co.jp/
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
日本情報通信株式会社
http://www.niandc.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sei-info.co.jp/news/news_fw3200602.html
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( 福浦 一広 )
2006/02/14 11:56
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