ミラクル・リナックス株式会社は2月16日、MySQLやPostgreSQLなどオープンソースデータベースからOracle Databaseへの移行支援サービスを開始すると発表した。
今回提供される移行支援サービスは、オープンソースデータベースで構築したシステムを、Oracle Databaseへ拡張する際、スムーズに移行できるようにするもの。同社によると、将来の拡張を考慮せずにシステムを構築した場合、システム拡張時に想定外の移行コストが発生する例が多いことから、今回のサービス提供にいたったとしている。
提供されるサービスは、1)データベース設計や移行方式などを診断する「OSSデータベース移行診断サービス」、2)オープンソースデータベースからOracle Databaseへデータの移行を実施する「ユーザデータ移行サービス」、3)オープンソースデータベースからOracle Databaseに対応させる場合にアプリケーションの影響度を診断する「ユーザアプリケーション移行診断サービス」、4)将来Oracle Databaseへの移行をスムーズに行えるようにオープンソースデータベースのデータベース設計・テーブル設計を支援する「OSSデータベース設計支援サービス」、5)将来Oracle Databaseへの移行をスムーズに行えるようにアプリケーションの設計を支援する「ユーザアプリケーション設計支援サービス」、の5つ。
移行元対象データベースは、PostgreSQL、MySQL。移行元対象OSは、Windows、UNIX、Linux。移行先対象データベースは、Oracle Database 10g、Oracle 9i Database。移行先対象OSは、MIRACLE LINUX V3.0/V4.0、Red Hat Enterprise Linux。対象言語は、Java、PHP、C#。
価格は、OSSデータベース移行診断サービスが60万円より。ユーザデータ移行サービスが60万円より。ユーザアプリケーション移行診断サービスが90万円より。OSSデータベース設計支援サービスが60万円より。ユーザアプリケーション設計支援サービスが90万円より。
■ URL
ミラクル・リナックス株式会社
http://www.miraclelinux.com/
プレスリリース
http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2006/0216_1.html
( 福浦 一広 )
2006/02/16 12:41
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