日本電気株式会社(以下、NEC)は2月20日、保守作業員の活動を携帯電話の活用で支援するための、「保守作業員支援ソリューション」を販売開始すると発表した。
保守作業員支援ソリューションは、保守作業員が携帯電話を用いて状況確認・報告活動を行えるようにするもの。NECフィールディングの運用ノウハウをもとに製品化されており、「CSVIEW/応対管理」と、新開発された「CSVIEW/モバイル連携」などとの組み合わせで実現される。
具体的には、ユーザーから問い合わせを受けたオペレータが問い合わせ内容を応対管理システムに登録すると、保守作業員が障害状況、システム構成、応対記録などを、携帯電話から確認できるようになる。また作業報告を現場から行え、その内容を直接応対システムに反映できるため、オペレータの入力工数を省くことができるという。
出荷予定時期は、iモード/EZweb/Vodafone live!対応版がそれぞれ4月から、iアプリ対応版が7月から。価格は、対象保守要員数百名規模で1000万円からとなっており、NECでは、今後3年間で200システムの販売を見込む。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0602/2001.html
( 石井 一志 )
2006/02/20 17:55
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