インテンシアジャパン株式会社は2月21日、中堅企業向けERP製品の新版「インテンシア・アプリケーション・スイート 5.2」(以下、IAS 5.2)を発表した。出荷も同日から開始する。
IAS 5.2は、「Movex」ビジネス・エンジンを中核としたモジュール構成の製品で、CRM(顧客関係管理)やSCP(サプライチェーンプランニング)など8つの主要アプリケーションセットから、必要なものを選んで購入できる。
また新版では、世界の主要地域において、各国固有の機能が導入時から提供可能になった。複数地域にわたるシステムの導入、アップグレードが必要だった従来と比べて、時間や費用が大幅に削減できるという。もちろん日本特有の機能についても強化されている。
さらに、オープンスタンダードへの準拠、プラットフォームの標準化といった取り組みによって、利用環境がベンダロックインにならないようにしている点も特色とのことで、OSはIBM i5/OS、Windows Server 2003、Solaris 9などに、データベースはDB2/400、SQL Server 2003、Oracle 9iなどに対応する。
販売対象としては、ファッション、製造業、設備保全管理などのほか、食品・飲料、流通などの業種を主に想定しており、インテンシアジャパンでは、2006年に15社以上の新規顧客の獲得を目指すとしている。
■ URL
インテンシアジャパン株式会社
http://www.intentia.com/Japan
( 石井 一志 )
2006/02/21 17:51
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