三菱電機株式会社は2月21日、データ分析プラットフォーム「DIAPRISMビジネスインテリジェンススイート」(以下、DIAPRISM BIスイート)の性能を強化した新製品「M00版」を発表した。3月27日より販売を開始する。
DIAPRISM BIスイートは、データウェアハウスの構築、情報分析システムの開発から処理実行を行うための基本システムを一括して提供するプラットフォーム。各種データベースを統一形式のファイルに変換するDIAPRISM/PSF、統一形式ファイルのデータを高速に集計・検索するDIAPRISM/AQL、集計・検索結果をExcel形式で出力するBIツールI/F、などのモジュールにより構成される。
最新版のM00版では、DIAPRISM/AQLにおいて並列実行処理を最適化。これにより、2CPUや4CPUといった複数のプロセッサ搭載機や、デュアルコアプロセッサ搭載機で、従来製品と比べて最大2倍の高速集計処理性能を実現している。また、最大パーティション数を従来の2倍となる2048に拡大。そのほか、監査に有効な利用履歴のログ出力機能などが追加されている。
価格は、1CPU対応版が682万5000円から、2CPU対応版が997万5000円から、4CPU対応版が1365万円から。同社では、年間200システムの販売を目標としている。
■ URL
三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2006/0221-b.htm
( 福浦 一広 )
2006/02/21 18:30
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