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ネットワールドとアイベクス、既存PCをネットブート型シンクライアント化するソリューション |
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株式会社ネットワールドとアイベクス株式会社は3月9日、企業内クライアント管理を目的とした「マネージド・クライアント」ソリューション提供で提携したと発表した。提供開始は3月中旬を予定する。 このソリューションは、通常のPCをネットワークブート型シンクライアントとして利用する点が特徴で、アイベクスが開発したクライアント管理用ソフト「Qeng Ho VSR MS」を管理サーバーに入れ込み、Citrix Presentation ServerとクライアントPC間を仲介させる。この方式では、操作性やパフォーマンスを低下させずにクライアントを制御・管理可能で、高いセキュリティ、運用性を実現できるという。 使用にあたっては、ユーザーがPCの電源を入れると同時にLinuxベースの独自OSを約30秒で配信し、ほかのソフトを起動できないようにしてシンクライアント化する仕組み。アプリケーションはCitrix Presentation Serverを利用して、サーバー上で動作するものを利用する。またデータも、ローカルには保存せず、サーバー上に保存するという。 Qeng Ho VSR MSの価格は、1ユーザーあたり2万円（税別）前後の予定で、別途インストール用のメディアキットが必要。1台の管理サーバーで、50～60台程度のクライアントPCに対応できるとのこと。 ■ ＵＲＬ 株式会社ネットワールド http://www.networld.co.jp/ アイベクス株式会社 http://www.ivex.jp/ ニュースリリース http://www.networld.co.jp/news/press2006/0309.htm
（ 石井 一志 ）
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