Enterprise Watch
最新ニュース

米Microsoft、周辺装置への対応を強化したPOS端末向けWindowsの新版


 米Microsoftは3月8日(米国時間)、POS端末向け組み込み用OSの新バージョン「Windows Embedded for Point of Service version 1.1」(以下、WEPOS 1.1)の世界市場向けの提供開始を発表した。

 WEPOSは、POS端末での利用を想定した小売業特化型の組み込み用OS。プラグアンドプレイ機能により、周辺機器の導入と管理を大幅に簡素化できるのが特長。2005年5月のリリース以来、全世界50以上の企業がサポートしている。

 最新版のWEPOS 1.1では、小売業向け周辺装置の標準であるUPOS(UnifiedPOS)の更新版であるUPOS バージョン1.9のサポートや、硬貨支払機、施錠装置、磁気インク文字読取装置、POS電源供給装置、計量装置、署名認識装置、トーンインジケータなどの従来型周辺装置に対応。これにより、既存の小売業向け周辺装置を引き続き使用しながら、POSシステムのアップグレードが可能となっている。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  プレスリリース(日本語抄訳)
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2612

関連記事
  ・ 米Microsoft、POS端末向けのWindows XPを提供開始(2005/05/25)


( 福浦 一広 )
2006/03/10 18:08

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.