サン・マイクロシステムズ株式会社(サン)は、無線ICタグ(RFID)システム構築用サーバーソフトの新版、「Sun Java System RFID Software 3.0」を3月下旬より出荷開始する。価格は1リーダーあたり19万4000円(税別)。
Sun Java System RFID Softwareは、既存のアプリケーションとRFIDを連携させたシステムを構築するためのソフト。今回の新版では、一連のWebサービスインターフェイスを用意し、さまざまなエンタープライズアプリケーションとの連携を容易にした。例えば、SAPのミドルウェア「Auto-ID Infrastructure」との連携機能が新たに追加され、mySAP Business SuiteとRFIDがシームレスに連携できるようになっている。
また、対応プラットフォームにWindows Server 2003を追加したほか、小型端末向けの「Java ME」を搭載したRFIDリーダーのサポートが開始されている。
なおサンでは同製品をベースに、検証センターである「Sun RFID Design Center」でのベンチマークや、導入前のシステムアセスメント、コンサルティングサービスを提供していくとしている。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
ニュースリリース
http://jp.sun.com/Press/release/2006/0315.html
( 石井 一志 )
2006/03/16 15:58
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