サン・マイクロシステムズ株式会社は3月22日、企業内コミュニケーションソリューション「Sun Java System Instant Messaging 7.1 日本語版」を発表した。同日より提供を開始する。
Instant Messaging 7.1は、一般的なIM(インスタントメッセージング)が持つチャット機能に加えて、電子会議室、ニュース配信、在席確認、ユーザーへのアラートなどを提供する製品。IM機能および在席確認機能のプロトコルには、XMPPを採用。他のXMPPを採用しているIMと、互いのゲートウェイを介して接続することもできる。
電子会議室では、参加ユーザーの権限を複数レベルで設定可能。司会者の役割のユーザーが掲載される前のメッセージを確認したうえで、掲載の可否を判断することもできる。また、「Sun Java System Portal Server」と連携することでアーカイブを容易に取得できるため、日本版SOX法などで求められる内部統制強化にも適合しているとしている。
対応システムは、サーバーがSolaris、Windows、Red Hat Enterprise Linux。クライアントは、Solaris、Windows、Mac OS、Red Hat Linux。
管理対象となる利用ユーザー数によるライセンス方式を採用しており、価格は、1ユーザー5000円(税別)から。また、「Sun Java Enterprise System」や「Sun Java Communications Suite」にて年間利用料方式(サブスクリプションモデル)で導入することもできる。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/company/Press/release/2006/0322.html
( 福浦 一広 )
2006/03/22 13:54
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