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グロービア、中堅企業向けERPの新導入パックを提供開始 |
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短期間・低額でのERP導入を実現
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グロービア インターナショナル株式会社は3月23日、中堅企業向けERPソリューション「glovia.com easio（イーシオ）」専用の導入サービスをメニュー化し、「らくらくパック」と「よくばりパック」の2種類の新導入パックを4月1日から提供開始すると発表した。 glovia.com easioは、同社の組立製造業向けERPソリューション「glovia.com ver.7.3」のサブブランドとして今年1月に発表したもので、中堅企業をターゲットに最大ユーザー数を10ユーザーに限定。機能はそのままにライセンス価格を抑え、導入後の費用対効果を検証しながらシステムを拡張できるソリューションとなっている。 今回発表した新導入パックは、このglovia.com easioのライセンス価格と稼働までのタスクをメニュー化し、短期間・低額（定額）でERPソリューションの導入を可能にするパッケージ。これまでのERP導入サービスにおいて不透明になりがちだった価格と導入タスクを明確にすることで、導入企業は「いつまでに、何が、いくらで」できるのかを事前に把握することができる。
その理由について「ERPパッケージの機能や価格への不満と、導入期間の長期化や費用対効果の不透明さといった導入サービスに対する不安の2点がERP導入の障壁になっている」とし、「1つ目のERPパッケージへの不満については、1月に発表したglovia.com easioで解決した。そして、今回の新導入パックによって導入サービスへの不安を解消する。これらの障壁をなくすことで中堅企業のERP導入を促進させ、潜在需要を掘り起こしていきたい」と意欲を見せた。 また新導入パックは、「glovia.com」で蓄積した導入ノウハウを集約したテンプレートを活用している点も大きな特徴。テンプレートは、組立業、機械加工業、塗装業、鋳造業、成形業、プレス業などの量産型製造業だけでなく、これらの複合生産形態にも対応しており、幅広い製造業種に適合する。
ソリューションサービス本部・園川浩二ダイレクターは、「従来のERP導入は、企業の業務に最適化するための検討を行い、アドオン開発してソリューションを導入するという流れが通常だった。今回の新導入パックでは、逆にテンプレートをそのまま企業の業務にあてはめ、それに対応した教育を行う。これによって、低コスト・短期間でのERP導入を実現した」と述べている。 標準導入費用は、「らくらくパック」が498万円。導入までの標準スケジュールは3カ月で、パッケージにはテンプレート提供と製品教育、5帳票のレイアウト変更費用が含まれている。「よくばりパック」は、「らくらくパック」の内容に、業務分析によるテンプレート変更を加えたメニューで、標準導入費用は980万円。導入までの標準スケジュールは6カ月間を想定している。 同社では、新導入パックで2006年度2億5000万円の売り上げを目標にしており、組立系製造業のなかでも特にglovia.com easioの導入効果が期待できる精密機械、輸送機械、電気機械器具の3業種を重点ターゲットに拡販展開を進めていく方針だ。 ■ ＵＲＬ グロービア インターナショナル株式会社 http://www.glovia.co.jp/ プレスリリース http://www.glovia.co.jp/news/2006/03-23.html
（ 唐沢 正和 ）
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