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Cyber ID Meisterの構成イメージ
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XMLデータベースで階層構造のアカウント情報を管理する
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株式会社サイバーテックは3月28日、XMLデータベースを利用したID統合ソリューションパッケージ「Cyber ID Meister」を提供開始すると発表した。
Cyber ID Meisterは、同社のXMLデータベース「Cyber Luxeon」を中核としたID統合ソリューションパッケージ。社内人事システムで利用するアカウントIDを統合して、各業務システムやグループウェア、メールサーバーをはじめとするアプリケーション側に全自動で反映するできるようにする。
このパッケージでは、データ連携ツール「DataSpier Servista」や「ASTERIA」を用いたマッピング方式で、アプリケーションや、Active Directory、LDAPといったディレクトリシステムとの連携を実現するため、既存システムの変更が不要。またほぼすべてのフォーマットに対応し、接続先のシステムを選ばない点も特徴という。
パッケージにはCyber Luxeonとデータ連携ツール、ソフトウェアアダプタの1CPU分のライセンスのほか、3システムとの連携開発、開発トレーニングをあらかじめ含んでおり、価格は1680万円(税別)から。アカウント連携の開発、トレーニングはサイバーテックが担当するとのこと。
クライアント数に応じたライセンスなどは必要ないため、サイバーテックでは、1000アカウント以上を持つ中・大企業でコストメリットが出るとしており、初年度10社への導入を目標とする。なお同社は、1万アカウントを対象としたアカウント統合システムを、大手製造業の顧客に対して、この3月に納入する予定で、今後も基本的には直販で展開する予定。
■ URL
株式会社サイバーテック
http://www.cybertech.co.jp/
ニュースリリース
http://www.cybertech.co.jp/press/20060328.html
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( 石井 一志 )
2006/03/28 11:04
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