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NEC、N900iLからWebシステムへのシングルサインオンを実現する管理ソフト |
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日本電気株式会社は3月31日、セキュリティ運用管理ソフト「WebSAM SECUREMASTER」に、携帯電話からのシングルサインオンを実現する機能を強化したと発表した。携帯電話管理サーバー「WebSAM SECUREMASTER/MB」およびアクセス制御サーバー「WebSAM SECUREMASTER/ACS」により実現する。 WebSAM SECUREMASTERは、誰が（ユーザー情報）、どのシステムに（リソース情報）、どういう条件で（アクセス条件情報）アクセスするのか、という3種の情報を一元的に管理し、その情報を参照してWebシステムへのアクセス制御を行うソフト。 今回発表された製品は、携帯電話からインターネットや無線LAN経由でWebシステムへのシングルサインオンを実現するもの。携帯電話から一度ID・パスワードを入力して認証が成功すると、許可された複数のWebシステムにID・パスワードを入力することなくアクセスが可能になる。一定時間アクセスがない場合は、接続は自動的に切断される。また、シングルサインオンを利用するために必要な管理サーバーへの端末情報の登録を利用者自身が行えるツールも用意。これにより、システム運用管理者の工数削減を実現できるとしている。 同製品の希望小売価格は、303万6000円（税別）から（250ユーザーの場合）。対応する端末は、NTTドコモのFOMA/無線LANデュアル対応端末「N900iL」で、来年度第1四半期に、NTTドコモ、au、ボーダフォンの各種携帯電話端末に順次対応を拡大する予定。同社では、今後3年間で50システムの販売を見込んでいる。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0603/3101.html
（ 福浦 一広 ）
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