米SRA OSS 日本支社は4月5日、PostgreSQLをベースにしたHA(高可用性)クラスタソリューションの新版「PowerGres on Linux HA 3.0」の販売を開始すると発表した。
PowerGres on Linux HAは、オープンソースデータベースのPostgreSQLと、米SteelEye Technologyが開発しているHAクラスタソフト「LifeKeeper」を組み合わせたソリューション。SRA OSSの親会社であるSRAは、PostgreSQLにサポートや管理ツールを付属させたパッケージ「PowerGres」を販売しており、このソリューションでもPowerGresを用いている。
PowerGres on Linux HA 3.0では、PostgreSQLのバージョンが8.0となり、任意の時点の状態に復旧させる「PITR(Point In Time Recovery)」機能や、テーブルスペース機能、バッファ管理などの改良によるパフォーマンス向上など、PostgreSQL 8.0の機能を活用できるようになった点が大きな変更点。
2台構成の場合、パッケージには2システム分のPowerGres on Linux、LifeKeeper for Linux、PowerGres on Linux リカバリーキットと、日本語マニュアル、サポートなどが付属しており、価格は231万円から。