IDSシェアー・ジャパン株式会社(IDSシェアー)は4月6日、BPM(ビジネスプロセス管理)製品の新版「ARIS 7.01日本語版」を販売開始すると発表した。
新版では、Windowsベースだった既存コンポーネントに加え、Javaベースのコンポーネントを用意した点が大きな変更点。そのうちの「ARIS Business Architect」はビジネスプロセスの基本モデリングツールで、既存の「ARIS Toolset」と同様の機能に加えて、ドキュメントの表現力強化やフィルタ自動生成機能の搭載などが行われている。
加えて今回は、ビジネスプロセス表記で、BPEL4WS(Business Process Execution Language for Web Service)に対応した。BPEL4WSは、BPMN(Business Process Modeling Notation)をベースにWebサービスの実行・制御などの処理プロセスを定義するビジネスプロセス実行言語。ARISで定義したBPEL4WSは他社のBPM製品に取り込むことが可能になるため、SOA環境の構築を促進できるとのこと。
また、ARIS Business Architectなどで作成したプロセスを閲覧するWeb出力ツール「ARIS Business Publisher」では、従来製品と比べて、出力時間を大幅に短縮したほか、ユーザー別のアクセス制御機能を搭載している。
■ URL
IDSシェアー・ジャパン株式会社
http://www.ids-scheer.co.jp/
プレスリリース
http://www.ids-scheer.co.jp/news/PressRelease/2006/j_20060406.html
( 石井 一志 )
2006/04/07 16:47
|