日本電気株式会社は4月20日、コストの最適化と内部統制強化のためのシステム基盤をアウトソーシングサービスとして提供する「プラットフォームマネージドサービス」を発表した。
プラットフォームマネージドサービスは、同社のこれまでの活動で確立したITプラットフォームのコスト最適化手法と、同社内で実践・検証されている内部統制強化対策、災害対策やセキュリティ対策をアウトソーシングサービスとして提供するもの。顧客に最適なシステムを助言する「コンサルティングサービス」、ITインフラ提供や運用サービスを行う「マネージドサービス」、運用開始後の定点観測を行う「モニタリングサービス」で構成される。
同社では、2004年からプラットフォーム最適化ソリューションを提供しているが、顧客企業から同社で活用しているベストプラクティスをサービスとして提供してほしいというニーズに応えて今回提供することにしたと説明している。
同サービスの提供にあたり、同社ではコンサルタントやITプラットフォームに精通したSE、営業要員など約300名の専任サービス提供体制を確立。またNECグループのシステム構築・運用を担当しているNEC情報システムズとノウハウの共有化を図ることで、コンサルティングからシステム構築、マネージドサービスまで一元的かつ迅速に提供していくという。
価格は個別見積もり。同社では、3年後の2008年度に年間300億円の売上を計画している。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0604/2003.html
( 福浦 一広 )
2006/04/20 18:35
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