ダンアンドブラッドストリートジャパン株式会社(以下、D&Bジャパン)と日本オラクル株式会社は4月24日、顧客企業のグローバルな系列階層構造を把握するためのソリューションを発表した。
D&Bジャパンでは、9けたの企業識別コード「D-U-N-S Number」を本社・支店・事業所単位で付加し、全世界の企業を統一基準でコード化。企業グループ最上位の企業コードを最上位親会社ナンバーとして、その下に関連のある子会社、支店を連ね、企業の系列構造をグローバルに把握できるようにしている。その数は約1億以上にも及び、約837万の事業所が国際的にリンクされているという。
今回のソリューションは、この「Family Tree Linkage」(FTL)を、日本オラクルのデータ統合ソフト「Oracle Customer Data Hub」に取り込み、FTLを反映した顧客企業の系列階層構造を簡単に構築できるようにしたもの。
両社では、このソリューションによって、顧客企業単位の取引情報を集約して把握することで、企業の新規販売機会の創出や、顧客企業との関係把握、顧客データのメンテナンスコスト削減などが可能な顧客基盤が構築できるとしている。
■ URL
ダンアンドブラッドストリートジャパン株式会社
http://www.dnb.co.jp/
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
( 石井 一志 )
2006/04/24 12:57
|