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IDCのストレージをiSCSIディスクとして貸し出す「ストレージ・セントレックス・サービス」 |
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ストレージ･セントレックス･サービスは、回線、ディスク、制御ソフト、データセンターをセットにして提供される障害・災害対策ソリューション。データセンターのストレージを直接iSCSIディスクとして貸し出すのが特長。これにより、災害時には、データセンターで保管されているディスクを他拠点に設置されたサーバーにマウントすることで、短時間で災害復旧が行える。また、7世代の変更履歴を管理できるため、サーバー障害時には必要なファイルを短時間で取り出すこともできる。 データセンターは、東京と大阪にあるソフトバンクIDC株式会社のデータセンターを利用。顧客企業とデータセンターを結ぶVPNルーターは、日本ルーセント・テクノロジー株式会社のBrickファミリを採用。制御ソフトは、FalconStorのIPStorを採用している。そのほか、Brickファミリの監視サービスをネットワークサービスアンドテクノロジーズ株式会社が、IPStorなどディスクの監視サービスを株式会社日立インフォメーションテクノロジーが実施する。 同社代表取締役社長の平居透氏は、「地震など災害のリスクの高い日本において、どの地域が安全であるとはいえない。複数の拠点でデータを保管することが最善の対策」と、災害対策の重要性を強調。「しかし、遠距離でのデータ保管は非常に高価であり、中小企業はなかなか対応できなかった。今回のサービスは安価に利用できるため、中小企業でも手軽に利用できる」と同サービスの利点を紹介した。 価格は、月額59,800円（データディスク10GB、回線、機器を含む）より。別途初期費用（月額料金の2.5倍）が必要。 ■ ＵＲＬ トライアングル・スピリット株式会社 http://www.t-spirit.co.jp/ サービス概要 http://www.t-spirit.co.jp/service/storage/storage_top.html
（ 福浦 一広 ）
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