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dit、フォレンジック機能などを強化したLANアナライザ新版


OmniPeek 4.0の画面イメージ。複数分析画面の同時表示に対応している
 株式会社ディアイティ(dit)は5月23日、有線/無線の両環境に対応した米WildPacketsのLANアナライザ新版「OmniPeek 4.0」シリーズを、6月1日より販売開始すると発表した。価格は21万8000円(税別)から。

 OmniPeekシリーズは、リアルタイムのLAN解析機能を備えたアナライザ製品群。今回の新版では、ネットワーク上のアプリケーションの応答性能を、客観的に評価できるようにした品質評価基準「APDEX」を採用したほか、トラブル解析を迅速に行える「エキスパート機能」の日本語化、過去のデータをキーワード検索できる「フォレンジック機能」の搭載、ユーザーインターフェイスの改善による、階層メニュー表示や複数分析画面の同時表示サポート、などが行われている。

 さらに、従来製品を「Enterprise版」に位置付けるとともに、廉価版として「Workgroup版」3製品を新たにラインアップ。Gigabit EthernetやWANにも対応可能なEnterprise版に対して、100BASEまでの有線LANと無線LANにのみ対応可能なWorkgroup版を用意することで、低価格版から上位版までの幅広い製品ラインを実現したという。

 あわせて今回は、複数拠点にまたがる分散ネットワークの統合解析ソリューション「Omni3」を「OmniAnalysis Platform」へ名称変更。こちらでもEnterprise版とWorkgroup版を提供するとともに、さらに低価格な「OmniAnalysis Platformスタータパック」の提供も開始するとしている。同パックの価格は68万円(税別)。



URL
  株式会社ディアイティ
  http://www.dit.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.dit.co.jp/news/2006/2006_0523.html


( 石井 一志 )
2006/05/23 15:56

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