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日本ユニシスとマイクロソフト、金融機関向けの内部統制系アーキテクチャ |
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日本ユニシス株式会社とマイクロソフト株式会社は5月26日、内部統制情報を一元管理する、金融機関向けの「『統制系』アーキテクチャ」を発表した。両社はこれまでも金融機関向けの、オープンシステムを利用した勘定系システムの構築、商品開発、運用面などで協業してきたが、今回はさらに、内部統制の分野でも協業を進めるという。 「統制系」アーキテクチャは、日本ユニシスが金融機関で培った実績をもとに、マイクロソフトの業務プロセス文書化と文書管理、リスクの評価、IT統制関連のセキュリティ対策やアクセス管理といった、IT利用シナリオやソリューションを利用して構築される。 主に、地方銀行を中心とする地域金融機関に適した設計思想になっており、内部統制の体制確立において必要とされる情報の一元管理を提供する。具体的には、コンプライアンス、コーポレートガバナンスにおいて要求される対応を一元管理することで、情報収集・作成作業の重複を避ける。またこの体制では、個々の情報を、「金融検査評定制度対応」、「新BISオペレーショナルリスク対応」、「日本版SOX法対応」などで多面的に活用できる体系を作り上げる。 またあわせて、内部統制を推進する過程で必要になる、基本方針、事務手続き集（規程集）などの文書を、日々更新できるような設計を採用しているという。なお「統制系」の内部統制基盤ツールにおける業務フロー図作成は、Visio 2003を採用。ExcelやWordとの連携を実現するほか、内部統制関連情報の一元管理にあたっては、SQL Server 2005を採用した。 ■ ＵＲＬ 日本ユニシス株式会社 http://www.unisys.co.jp/ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ ニュースリリース http://www.unisys.co.jp/news/NR_060526_tieup_microsoft.html
（ 石井 一志 ）
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