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インテリシンク、ASPサービス機能を強化した「Intellisync Mobile Suite 7.0J」 |
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インテリシンク株式会社は6月1日、データシンクソフトウェアの最新版「Intellisync Mobile Suite 7.0J」を発表した。7月3日より提供を開始する。 Intellisync Mobile Suiteは、グループウェアなどのサーバー上にあるメール、スケジュール、アドレス帳といったデータを、モバイルPCやPDA、携帯電話などのモバイル端末と同期し、最新の情報に更新するソフトウェア。 最新版の7.0Jでは、ASPサービス機能を強化。従来50ユーザー以上での利用が最低条件であったが、ASPサービスでの提供により、少人数からでも利用可能となっている。リモートアクセス管理者用の「WEB ADMIN」と企業・部門単位の管理者用の「テナントADMIN」の2つの管理機能を用意しており、組織全体はWEB ADMINで、支店や部門、子会社などの事業単位の管理をテナントADMINで行えるようになっている。
そのほか、専用ポートが必要であったSecure GatewayとMobile Suiteサーバーとの通信を、ポート80/443のみに変更。これにより、専用ポートを作らずに済むため、ファイアウォールへの変更なく企業内に容易に導入できるようになった。 対応する携帯電話も、Symbianクライアント搭載端末のほか、W-ZERO3（Windows Mobile 5.0）、iアプリクライアントなど最新の端末にも対応。今後出荷予定のVodafone 3G（Vアプリクライアント）やNOKIA Eシリーズ（E60、E61）、Windows Mobileクライアントへの対応も予定している。 同社営業・マーケティング担当副社長の井手龍彦氏は、「日本でのスマートフォン市場は急成長しており、2007年末には150万台以上になると予測している。ここにどうビジネスとしてからめるかが課題。パートナー各社と協力して市場を拡大したい」と、パートナー戦略を強化する考えを示した。 価格は、Intellisync Mobile Suite Wireless Email（旧称、Email Accelerator）が1ライセンスあたり12600円、Intellisync Mobile Suite Device Management（旧称、Systems Management）が1ライセンス9450円、Intellisync Mobile Suite File Syncが1ライセンスあたり9450円、Intellisync Mobile Suite Data Syncが1ライセンスあたり16800円。 なお、発表会には、日本電気株式会社（NEC）、TIS株式会社などパートナー企業も出席。NECは、StarOffice21とIntellisync Mobile Suiteを連携するゲートウェイソフトを9月に出荷。TISは、Intellisync Mobile Suite 7.0Jを中核としたASPサービス「エンタープライズ・モバイルソリューション ASPサービス」を11月に提供する予定であることを発表した。
■ ＵＲＬ インテリシンク株式会社 http://www.intellisync.co.jp/
（ 福浦 一広 ）
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