株式会社蒼天は6月7日、クライアントPC管理ソフト「LogVillage」のASPサービスを提供すると発表した。サービス開始は7月下旬の予定。
LogVillageは、クライアントPCの操作履歴を一括管理できるソフトで、クライアントPC側にエージェントソフトをインストールせずに利用できるのが特長。クライアントPCでのアプリケーション実行履歴、ログオン履歴、Webアクセス履歴、印刷履歴などの記録・保存が可能。また、許可されていない外部記録メディアの接続や不正なアプリケーションのインストールを検知することもできるため、情報漏えいに有効としている。
今回発表されたASPサービスは、LogVillageと同等の機能をASPで提供するもの。同社で設定済みのLogVillageセンサーPCを、顧客企業の社内LANに接続して利用する形態をとる。顧客企業の担当者は、Webブラウザ経由でASPサーバーにアクセスすることで、操作履歴の確認などが行える。
禁止操作に対するアラート、資産情報の参照、アラート発行履歴の参照を基本サービス(ベーシックプラン)として用意。ほかにオプションとして、操作履歴蓄積サービス、PC棚卸しサービス、月次レポートサービス、レンタルサーバの各サービスが用意される。
価格は、ベーシックプランが月額5万円(税別)から。価格はクライアントPCの台数にかかわらず一定。ただし、同サービスはクライアントPC300台までの企業にのみ限定して提供するとのこと。
■ URL
株式会社蒼天
http://www.so-ten.co.jp/
プレスリリース
http://www.so-ten.co.jp/press/060607.html
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( 福浦 一広 )
2006/06/07 15:15
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