松下電工インフォメーションシステムズ株式会社(以下、松下電工IS)は6月12日、データウェアハウス(DWH)の利用を支援するデータベース定型検索ツール「Harvest One」を発表した。
Harvest Oneでは、管理者によって用意された検索パターンをクリックするだけで、目的の情報をリアルタイムに取得することができるという。データはCSV形式で取得されるため、Excelなどで簡単に加工可能なほか、グループごとに開示するデータを制限することもできる。
また、社内データを画面操作だけで公開する機能を備える一方で、直接SQLを定義しての情報公開も行えるようになっており、複雑な問い合わせの定義にも対応可能とのこと。
あわせて、定型的に利用する検索条件を、スケジュールに従って自動実行することもできるため、利用者は生成された検索条件にアクセスするだけで、情報共有を行えるとしている。
対応OSは、Windows Server 2003/2000 Server/2000 Professional/XP Professionalで、Oracle 8.1.7以上、SQL Server 2000以上、DB2/UDB 7.2以上の各データベースを対象とする。
価格は1CPUライセンスあたり50万円からだが、9月末までは39万8000円の特別価格で提供される。販売目標は、初年度5000万円(100ライセンス)。
■ URL
松下電工インフォメーションシステムズ株式会社
http://www.naisis.co.jp/
プレスリリース
http://www.naisis.co.jp/press/log/20060612.html
( 石井 一志 )
2006/06/12 18:17
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