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テストツールとの連携に対応した、リッチクライアント開発言語の新版
株式会社カールは6月23日、リッチクライアント型Webシステム開発言語「Curl」の新版として、「同 V4.1(日本語版)」を発表した。8月1日より提供を開始する予定。
Curlは、サーバーとクライアントで分散処理を行う「リッチクライアント」を実現するための開発言語。今回の新版では、GUI開発環境である「ビジュアルレイアウトエディタ」において、テンプレート、パレット上で表現できるオブジェクトを追加したほか、ファイルデータベースとの簡便な接続機能などが強化され、使い勝手が向上したという。
また、マーキュリー・インタラクティブの自動テストツール「Mercury QuickTest Professional」との連携で、Curlアプリケーションの機能テストと回帰テストを自動化できるようにし、テストの効率化を図っている。あわせて、Curlランタイム「Surge RTE」の自動更新機能や汎用APIが追加されたほか、表形式機能の強化で、任意の列、行でのフレーム固定やタイトル行の複数段表示などを容易に行えるようにしている。
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URL
株式会社カール
http://www.curlap.com/
ニュースリリース
http://www.curlap.com/release/release.php?id=126
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( 石井 一志 )
2006/06/23 11:56
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