トッパン・フォームズ株式会社とマイクロソフト株式会社は6月28日、EPCglobalネットワークシステム対応のミドルウェア「RDSC Framework for Logistics」を発表した。6月29日より両社が協同運営するRDSC(RFID .NET Solution Center)サイトより無償で入手できる。
EPCglobalネットワークシステムは、RFIDの標準化団体であるEPCglobalが策定を進めている流通システムにおける標準化規格。今回発表されたRDSC Framework for Logisticsは、このEPCglobalネットワークシステムに対応したミドルウェア。EPCglobalネットワークシステムが定めるすべての機能(リーダライタのデバイス制御、ALE、EPCIS、Local ONS、業務アプリケーション)を包括的に提供しており、RFIDシステムを容易に構築できるのが特長。
また、Windowsプラットフォームに対応しているので、SQL Server 2005やBizTalk Server 2006、Visual Studio 2005などのマイクロソフト製品を使用して、EPCglobalネットワークシステムに対応したサプライチェーンシステムを開発することができる。