米Microsoftは6月29日(米国時間)、Office 2007の開発スケジュールを見直したと発表した。これまで、11月の開発終了を予定していたものを2006年内に、パッケージ製品の販売を2007年1月から2007年初頭へと変更した。企業向けへの提供は開発終了と同時に行われる予定。
今回の開発スケジュールの変更について、同社では品質とパフォーマンスを見直すことを理由に挙げている。同社によると、5月に開始したOffice 2007ベータ2のダウンロード数が全世界で250万人以上に達し、またカスタマーエクスペリエンス向上プログラムにも1300万回以上のセッションがもたれるなど、製品改善につながる多数のフィードバックを収集できたと説明。これにあわせて開発スケジュールを変更し最終製品の改善を行うとしている。
マイクロソフト株式会社によると、日本語版も上記スケジュールにあわせて提供する予定とコメントしている。
■ URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
( 福浦 一広 )
2006/06/30 13:41
|