デル株式会社は7月4日、マイグレーションやバックアップ・アーカイブなど、Lotus Notes/Dominoのソリューションビジネスに参入すると発表した。Notes/Dominoを利用する中堅・大企業を対象に、同社のx86サーバー「PowerEdge」とネットワークストレージ「Dell|EMC CXシリーズ」を組み合わせたサービスを提案する。
同日発表されたサービスは、「Domino to Dominoマイグレーションサービス」、「短時間バックアップサービス」、「アーカイブソリューション」の3つ。
Domino to Dominoマイグレーションサービスは、旧バージョンから新バージョンへの移行サービス。調査ツールを用いて既存のNotes/Domino環境を調査し、サーバーやデータベースの最適化を行う。ハードウェアを除く、サービスのみの価格が315万円から。
短時間バックアップサービスは、既存のNotes/Dominoのデータベースのバックアップを短時間で行うサービス。ERM(EMC Replication Manager)を利用してクローンバックアップを行うことで、短時間でのバックアップを実現する。ハードウェアを除く、サービスのみの価格が262万5000円から。
アーカイブソリューションは、既存のNotes/Dominoに対応したメールアーカイブシステムの構築サービス。CSLD(CommonStore for Lotus Domino)を利用することで、メールの長期保存や改ざん防止、アーカイブの短時間での検索などを実現する。ハードウェアを除く、サービスのみの価格が1953万円(CSLDの最小構成とサービスを含む)から。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
プレスリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2006/060704?c=jp&l=jp&s=corp
( 福浦 一広 )
2006/07/04 17:38
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