株式会社データ・アプリケーションは7月4日、B2B(企業間電子商取引)システム用ソフトウェア「ACMS Lite」の最新版「ACMS Liteバージョン1.4」を発表した。
ACMS Liteは、従来型EDI(電子データ交換)とインターネットをベースとした次世代EDIの双方で利用可能な中堅・中小企業向けのB2Bソフトウェア。B2Bの標準プロトコルへの対応やデータ変換機能、スケジューリング機能、ジョブ管理機能などが用意されている。また、Windows XPなどのクライアントOS上でも稼動することから、B2B用のサーバーを別途用意する必要がないのも特徴。
最新版では、グローバル標準の通信プロトコルである「EDIINT AS2」を新たにサポート。EDIINT AS2は、暗号化技術やデジタル署名を使用して従来のEDIデータなどあらゆる形式のデータをインターネット上で安全に転送できる通信プロトコル。国内外で採用され始めており、EDIINT AS2を利用することで国内取引からグローバル取引まで1つの環境でカバーすることが可能としている。
クライアントタイプのStandard Edition(SE)とサーバータイプのEnterprise Edition(EE)の2製品が用意されている。価格は、ACMS Lite SEが9万4500円から、ACMS Lite EEが42万円から。
■ URL
株式会社データ・アプリケーション
http://www.dal.co.jp/
( 福浦 一広 )
2006/07/04 18:29
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