株式会社リコーは7月5日、「imagio SmartDocLink for Lotus Notes/Domino」を7月21日より順次販売開始すると発表した。同製品は、デジタル複合機「imagioシリーズ」と、日本アイ・ビー・エム株式会社のグループウェア「Lotus Notes/Domino」を連携させるソフト。imagioシリーズを用いて、PCを介さずに、スキャンした文書をNotes/Dominoのデータベースに直接登録できるという。
imagio SmartDocLink for Lotus Notes/Dominoは、複合機とNotes/Dominoを連携させるためのソフト。imagioシリーズをNotes/Dominoのクライアントとして活用できるため、imagioの操作パネルで直接ユーザー認証を行い、スキャンした紙文書に書誌情報を加えて、データベースに直接登録できるようになる。この際、Notes/Dominoの認証機能を利用することでデータベースへのアクセス権限をそのまま活用できるので、セキュリティは確保されるという。
あわせて、データベースから文書を検索して更新することも可能なほか、imagioの操作パネルからダイレクトにNotes/Dominoのワークフロー機能を活用しての電子承認依頼も行えるという。同機能では、日報や保守管理レポートなど、手書きの文書をスキャンして直接Notes/Dominoの申請文書に添付し、審査・承認依頼を行えるため、業務効率を大幅に効率化できるとのこと。
ラインアップは、対応する複合機側の機種によって2種類が用意されており、「タイプ N-it」は17万8000円(税別)、「タイプ MP」は6万円(同)で提供される。なおタイプ MPでは別途、「imagio Webアクセスカード タイプ1」(9万8000円・税別)が必要になる。
■ URL
株式会社リコー
http://www.ricoh.co.jp/
( 石井 一志 )
2006/07/05 15:48
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