伊藤忠テクノサイエンス株式会社(以下、CTC)は7月10日、米Wily Technology CompanyのJavaアプリケーション監視ツール「Wily Introscopeシリーズ」を販売開始すると発表した。
Wily Introscopeシリーズは、大規模システムにおけるJavaアプリケーションの稼働状況やパフォーマンスを監視するためのソフト。ソースコードに手を入れることなく、トランザクションの性能情報をモニタリングできる独自のBytecode Instrumentation(BCI)技術を用いている点が特徴で、Javaアプリケーションに負荷をかけずに性能情報を抽出できることから、開発段階はもとより、稼働中のシステムにおいても利用することが可能だ。
また、Javaアプリケーションの稼働状況やパフォーマンスに関する履歴データを蓄積できるデータベース「Introscope SmartStor」を製品内に用意。システム障害が発生した際に、履歴データから原因の究明を行えるだけでなく、別途でデータベースを購入する必要はないため、従来製品よりも安価に導入できるとのこと。
CTCでは、2006年度中に10社への販売を見込んでいる。
■ URL
伊藤忠テクノサイエンス株式会社
http://www.ctc-g.co.jp/
( 石井 一志 )
2006/07/10 15:29
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