株式会社サードウェアは7月10日、Linux向けのミラーリングソフト「DRBD Plus」を同日より販売開始すると発表した。価格は初年度の保守費用を含め、58万8000円。
DRBD Plusは、オーストリアのLINBITが開発しているLinux向けミラーリングソフトで、オープンソースソフト「DRBD」の上位版にあたる。最大3台までのPCのHDDにデータを同時に書き込むことが可能で、独自のチェックサムアルゴリズムの採用や、メタデータの最適化によって、3台目は遠隔地に設置することもできる。サポートする最大容量は16TB。
これを利用すると、遠隔地でのミラーリングを含め、常に2~3台のPCに同一のデータが書き込まれるシステムを構築可能になるため、ディザスタリカバリシステムを構築することが可能になっている。
対応するディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux 3/4、SUSE LINUX Enterprise Server 9、SUSE LINUX Professional 9.1~9.3、openSUSE 10.0、Fedora Core 4、Z-Linux 3.0。
■ URL
株式会社サードウェア
http://www.3ware.co.jp/
( 石井 一志 )
2006/07/10 16:53
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