マイクロソフト、Office 2007の製品ラインアップを発表

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マイクロソフト、Office 2007の製品ラインアップを発表

スイート製品の製品構成

　マイクロソフト株式会社は7月10日、次期オフィス製品「the 2007 Microsoft Office system（以下、Office 2007）」の製品ラインアップを発表した。スイート製品はパッケージ版4製品とボリュームライセンス版3製品。個別のアプリケーションは17製品。出荷時期および価格は発表されていない。

　ボリュームライセンス版のスイート製品は、Word 2007/Excel 2007/Outlook 2007/PowerPoint 2007がパッケージ化された「Office Standard 2007」、Office Standard 2007にPublisher 2007/Access 2007/InfoPath 2007/Communicatorおよびサーバー連携用の拡張機能を追加した「Office Professional Plus 2007」、Office Professional Plus 2007にOneNote 2007/Groove 2007を追加した「Office Enterprise 2007」の3製品。

　パッケージ版のスイート製品は、Word 2007/Excel 2007/Outlook 2007がパッケージ化された「Office Personal 2007」、Office Personal 2007にPowerPoint 2007を追加した「Office Standard 2007」、Office Standard 2007にPublisher 2007/Access 2007を追加した「Office Professional 2007」、Office Professional 2007にInfoPath 2007/OneNote 2007/Groove 2007/InterConnect 2007を追加した「Office Ultimate 2007」の4製品。

　このほか、単体のデスクトップ製品として、上記スイート製品に含まれるものに加え、Visio Standard 2007、Visio Professional 2007、Project Standard 2007、Project Professional 2007、SharePoint Designer 2007が提供される。

　サーバー製品は、SharePoint Server 2007、Forms Server 2007、Project Portfolio Server 2007（英語版のみ）、Project Server 2007、Groove Server 2007、PerformancePoint Server 2007、Communications Server 2007、Exchange Server 2007が提供される。

■ サーバー製品向けにEnterprise CALを新設

サーバー製品とCAL

　また、今回サーバー製品のCAL（クライアントアクセスライセンス）を見直し、新たに「Standard CAL」と「Enterprise CAL」を用意。Standard CALは従来から提供されているCALを継続したもの。Enterprise CALは、各サーバー製品の一部機能を利用するために新たに用意されたもの。SharePoint Server 2007の場合、基本機能を利用する際に必要になるのがStandard CALで、Excelサービスといった機能を利用する際には別途Enterprise CALが必要になる。なお、Enterprise CALはStandard CALのライセンスを含んではいない。

■ ＵＲＬ
　マイクロソフト株式会社
　 http://www.microsoft.com/japan/
　プレスリリース
　 http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2753

（福浦一広）
2006/07/10 17:36

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