米SRA OSS, Inc.日本支社(以下、SRA OSS)は7月27日、データベースソフト「PowerGres on Windows」の新版「同 Ver3.0」を発表した。同製品は、オープンソースデータベース「PostgreSQL」の商用版で、8月1日より販売を開始する。
PowerGres on Windows Ver3.0は、PostgreSQL 8.0をもとにした商用データベースソフトで、独自開発のGUI管理ツールを同梱するほか、製品サポートをあわせて提供する。今回の新版では、ベースとなるPostgreSQLが最新版の同 8.0となったことで、信頼性を高めるための「Point In Time Recovery」、ディスクアクセス分散によってパフォーマンス改善を図る「テーブルスペース」、といった機能が新たに利用できるようになった。
加えて、従来版で設けられていた同時接続ユーザー数の制限を解除したほか、より高い親和性を目指し、Windowsに対応したオリジナルのPostgreSQLのソースコードを採用したとのこと。
対応OSはWindows XP/2000 Professional SP2以降/2000 Server/Server 2003。価格は、製品のみが5万400円、初年度サポート付きのタイプが13万4400円、また初年度サポートとODBCドライバオプション付きのタイプで15万5400円となっている。SRA OSSでは、今後2年間で3000ライセンスの出荷を見込む。
■ URL
米SRA OSS, Inc.日本支社(日本語)
http://www.sraoss.co.jp/
プレスリリース
http://www.sraoss.co.jp/company/press/2006/0727.php
( 石井 一志 )
2006/07/27 11:45
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