日揮情報ソフトウェア株式会社(日揮情報ソフト)は7月27日、Windowsファイルサーバー向けの監査ツール「File System Auditor Ver. 1.5」を発表した。米ScriptLogicが開発した製品で、8月1日より販売を開始する。価格は13万9000円(税別)から。
File System Auditor Ver. 1.5は、Windows上のファイル/フォルダに対しての操作をログとして保存するソフト。Windows標準では、ファイルの読み取りだけで数個のイベントログを記録してしまうが、この製品では単一の操作イベントとしてログに記録されるため、Windows標準の監査機能では困難な監査ログの調査・追跡を容易に行えるという。
また、最新のファイルアクセスに関する読み取り、書き込み、削除といったイベントをファイルサーバー上でリアルタイムに表示する「リアルタイムビューワー機能」を備えるほか、複数の監視対象ファイルサーバーに対するイベントをデータベースに格納し、一元化して保存する機能も搭載している。
加えて、日付/時間の範囲、ユーザー、イベント、パス、プロセス、サーバー、といった6種類のフィルタ条件によって監査レポートを表示でき、それをPDFやExcelなどの形式で出力することも可能になっている。
監視対象にできるOSは、Windows XP Professional SP2/Server 2003 SP1以降と、Windows 2000 SP4(Update Rollup 1)。監査ログの収集データベースとしては、SQL Server 2000/2005とMSDEが利用できる。
■ URL
日揮情報ソフトウェア株式会社
http://www.jsys-products.com/
ニュースリリース
http://www.jsys-products.com/info/news/press060727.html
( 石井 一志 )
2006/07/27 12:20
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