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網屋、処理効率を向上させたファイルサーバーのアクセスログ収集ツール最新版


 株式会社網屋は、ファイルサーバーのアクセスログ収集ツールの最新版「ALogコンバータ Ver2.0」を発表した。出荷開始は8月2日。

 ALogコンバータは、ファイルサーバーへのアクセスログとドメインコントローラサーバーへのログオンログを中央のログサーバーへ収集・管理する製品。ファイルサーバー上にログを一時保管し、中央に圧縮転送する仕組みを採用しており、ネットワーク異常と帯域負荷に強く、数百台のファイルサーバーや大容量のNASサーバーでも利用できるのが特長。集められたログは自動的にデータベース化されるため、特定アクションの監視や特定ユーザーの行動履歴などが簡単に抽出できるとしている。

 最新版では、検索権限を持つユーザーごとにログを検索できる範囲を制限。また、従来ファイルサーバー側にスクリプトファイルを置いていたものを、最新版ではファイルサーバーのイベントログをWMIを利用して収集できるようになった。そのほか、ファイルサーバー側で差分を判別し、新規増分のみのログを送る仕組みに変更したことで、ログ収集の処理効率が向上している。

 調査対象のサーバーは、WindowsおよびEMC、NetApp。価格は、ALogコンバータfor Windows(サーバー5台)が98万円から、ALogコンバータEMC(サーバー1台)が98万円から、ALogコンバータNetApp(サーバー1台)が98万円から。同社では、2007年3月期までに200社への新規出荷を予定している。



URL
  株式会社網屋
  http://www.amiya.co.jp/


( 福浦 一広 )
2006/08/01 16:35

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