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住商情報システム、リッチクライアントフレームワーク「CX4」を発売


 住商情報システム株式会社は8月10日、リッチクライアント言語「Curl」を用いたフレームワーク「CX4(シー・バイ・フォー)」を発表した。8月15日より販売を開始する。

 CX4は、リッチクライアント言語であるCurlを用いてWebアプリケーション開発を行う際のフレームワーク。これを用いると、通常のWebアプリケーションと異なり、画面の切り替え処理や計算ロジック、データ処理をクライアント側で行うCurlの利点を生かし、生産性と再利用性の高いアプリケーションが構築できるという。

 Control処理の制御では、XMLを用いた外部の設定ファイルを利用。処理のフロー変更もXMLを変更するだけで、プログラミング不要で行うことができる。また、画面切り替えやサーバーとの連携といった一般的な処理をライブラリで標準提供するほか、開発支援コンポーネントにより、画面の開発も簡単に行えるとのこと。別途販売されているビジュアルレイアウトエディタ用の部品を利用すれば、プログラミングが必要な範囲はさらに縮小するとしている。

 価格は、複数の開発プロジェクトで利用可能な「開発ライセンス」の場合で500万円(税別)、単一プロジェクトでのみ利用できる「プロジェクトライセンス」の場合で120万円(同)。住商情報システムでは、初年度20セットの販売を見込む。



URL
  住商情報システム株式会社
  http://www.scs.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.scs.co.jp/news/pdf/20060810_1.pdf


( 石井 一志 )
2006/08/10 12:02

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