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ゼンド・ジャパン、IBM System i5向けのPHPソリューション |
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ゼンド・ジャパン株式会社は8月17日、日本アイ・ビー・エム株式会社のビジネスサーバー「IBM System i5」に対応したPHPソリューション、「Zend Products for i5/OS」を順次提供すると発表した。同サーバーのOSであるi5/OS上で動作するもので、今回はまず「Zend Core for i5/OS」と「Zend Studio for i5/OS」の日本語版を、8月31日より提供開始する。 これらのうちZend Core for i5/OSは、PHP言語のコアコンポーネント。i5/OS V5R4とDB2 UDBへの対応に必要なすべてのドライバとサードパーティライブラリをバンドルしている。一方のZend Studio for i5/OSはPHP言語の統合開発環境である。価格は、前者が18万4000円から、後者が7万4000円。 ゼンド・ジャパンによれば、System i5のユーザーがWebフォーラム、Wiki、ブログなどのWebアプリケーションを構築するためには、数カ月の工数が必要だったという。しかしZend Products for i5/OSを導入すると、すでに公開されているPHPコンポーネントがSystem i5上で利用できるため、Webアプリケーションを短期間で導入できる上、PHPコンポーネントを利用せず独自で開発する場合に比べ、約5割の開発コストの削減を見込めるという。 なお同社は、今回提供される2製品に加え、PHPサーバーの機能をエンタープライズ環境向けに増強する「Zend Platform for i5/OS」を10月に、PHPコードの暗号化および中間コード化を行うための「Zend Guard for i5/OS」を12月に、それぞれ提供開始する予定としている。 ■ ＵＲＬ ゼンド・ジャパン株式会社 http://www.zend.co.jp/ プレスリリース http://www.zend.co.jp/press/2006/press0817.php
（ 石井 一志 ）
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