住友電工情報システム株式会社は8月31日、企業内検索ソフトの最新版「QuickSolution Portal Ver.5.0」を発表した。価格は80万円から600万円。同日より販売を開始する。
QuickSolution Portalは、検索エンジンとして同社の類似情報検索エンジン「QuickSolution」を搭載した企業内検索ソフト。企業内に分散するファイルサーバーやデータベースサーバー、グループウェアに保存された文書・データを高速に全文検索できる。自然文での類似検索、キーワード検索、属性検索の3種類の検索方法が用意されており、検索条件を継承した絞り込み検索も可能。また、許可された複数の対象を横断検索したり、複数サーバー協調による分散検索など統合検索も行える。
最新版では、Active Directoryとのシングルサインオンを実現。また、検索対象として、従来からサポートしているファイルサーバーおよびLotus Notes/Dominoに加えて、Exchangeの文書検索についてパブリックフォルダ以下のフォルダに設定されたアクセス権限を継承して検索対象とすることが可能になった。そのほか、圧縮ファイルの中の文書データも検索対象にできるなど、検索機能も強化されている。
検索対象のデータ形式は、Word、Excel、PowerPoint、PDF、一太郎、HTML、DocuWorks、圧縮ファイル、テキストファイル。検索対象のデータベースサーバーは、RDB(Oracle、DB2、SQL Server、Access、PostgreSQL、MySQL)、XML-DB(NeoCore XMS、Sonic XIS、EsTerra XSS)。そのほか、Lotus Notes/Domino R5/R6.5/R7、Exchange Server 2000/2003、Net-It Centralなどのグループウェア、XMLファイル、CSVファイル、AL-Mailメールボックス、AutoCADなどのデータ形式に対応している。
■ URL
住友電工情報システム株式会社
http://www.sei-info.co.jp/
プレスリリース
http://www.sei-info.co.jp/news/news_qsp20060831.html
( 福浦 一広 )
2006/08/31 12:59
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