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「RC1でWindows Vistaの価値を確認して欲しい」－マイクロソフトの“お願い” |
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Windows Vista RC1が、既存のCustomer Preview Program（CPP）登録者に対して提供開始されたのは9月6日で、全世界で150万セット、国内でも8万5000セットを配布したという。ジェイミソン氏はこのRC1を「重要なマイルストーン」であるとし、「使うことによってパフォーマンス、セキュリティ、機能によってもたらされるメリットを体験して欲しい」と呼びかける。 パートナーにとっても「エコシステム全体にとって重要。Windows Vistaの完全なパフォーマンスが実現できるRC1によって、最終的な互換性確認をパートナーに行ってもらえる」としたほか、Vistaに対する支援が継続して行われていることを強調。外部デバイス向けのドライバが、RC1ではこれまでよりも数千多い1万8000程度がサポートされるにいたったと説明した。 なお、CPPでは近日中に150万セットをCPPにおいて追加配布する予定のほか、10月にはDVDを専門誌へ添付することも計画。ジェイミソン氏は「RC1は顧客にも大変重要な機会を与えると認識しており、まず試してもらう共通の枠組みとしてCPPを提供する。アプリケーション開発者や企業のIT部門の専門家・管理者、習熟度が高い個人ユーザーの皆さんは、これを使って、Vistaの持つポテンシャルについて十分評価してもらいたい」と“お願い”している。 「今日、PCユーザーは情報過多の環境の中で苦労している。Windows Vistaの導入によって、PCユーザーがPCの機能や潜在力を最大限生かせるようになる」（ジェイミソン氏）。 また、Windows本部 ビジネスWindows製品部 シニアプロダクトマネージャの飯島圭一氏からは、RC1で変更された機能についての説明が行われた。まずRC1では、「デスクトップ検索のインデックス形成を含めたパフォーマンスチューニングによって、パフォーマンスが大幅に向上した」（飯島氏）。この強化はRTMまで継続して今後も実施されていくという。さらにInternet Explorer 7における既知の日本語処理の問題や、ペアレンタルコントロール機能、HDDの暗号化を行うBitLockerなどにも改良が行われたとのこと。あわせて、スナップショット技術であるVSSなどのデモを行い、Windows Vistaを盛んにアピールしていた。 ■ ＵＲＬ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ Get Ready for Windows Vista http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/getready/ ■ 関連記事 ・ 米Microsoft、Windows Vista RC1をβテスター向けに公開（2006/09/04） ・ 米MicrosoftがVistaの価格を正式発表、RC1テスターを拡大（2006/09/06）
（ 石井 一志 ）
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