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ネオジャパン、カスタマイズも可能なオンデマンドサービス「Applitus」 |
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株式会社ネオジャパンは9月14日、新サービス「Applitus」を発表した。ソフトウェアをサービスとして提供するSaaS（Software as a Service）形態のサービスで、主力製品であるグループウェア「desknet's」をはじめとする5製品に加え、他社製品も提供。今後も自社・他社の製品を問わずサービスを拡張していくという。提供は同日より開始される。 Applitusでは、Webアプリケーションをベースとしたソフトウェア群を自由に組み合わせて、サービスとして提供する。当初用意されるのはdesknet'sと、営業支援ツール「desknet's SSS（サザン）」、CRMシステム「desknet's CAMS」、イントラブログ「desknet's BLOG」、データ配信ツール「desknet's Data Exchanger」の各製品。また他社製品提供の第1弾として、デジタル・ナレッジのeラーニングツール「ナレッジデリ」もラインアップされた。 基本のサービス形態となるベーシックプラットフォームとして、企業あたり20GBのHDD容量と、Xeon2基相当のCPU処理能力が提供されるほか、管理ツール「PLESK」を標準で用意。セキュアなアクセスができるように、VPNソフト「PacketiX VPN 2.0」を安価に提供するプランも提供を予定する。 Applitusの大きな特徴は、カスタマイズに容易に対応できる点という。ネオジャパンではdesknet'sなどの製品のカスタマイズを数多く受託しており、1000サービス程度の実績を持っている。特に大企業向けの「desknet's Enterprise」では、カスタマイズなしでの導入がほとんどないくらいだという。独自の開発を行えば、当然自社業務などとの連携がしやすくなったり、利便性が向上したり、といった強化をニーズにあった形で行えるが、まとまった追加コストが発生してしまうため、ある程度の予算を持つ企業でなければ導入が難しいという問題があった。 しかしApplitusでは、環境が統一されていることにより、個別の環境にあわせた連携動作の開発や動作検証が不要で、開発コストを1/2～1/3、場合によってはそれ以下におさえるため、中小企業や大企業の部門レベルでもカスタマイズによるメリットが享受できるという。齋藤晶議代表取締役は、「単純な価格だけを比べたら、Applitusよりも安価なサービスはあるだろうが、このサービスではカスタマイズによって、これまでのサービスにないメリットを得られるので、積極的にその部分を利用してもらいたい」と語った。同社では半年以内に応用例を公開していきたいとしており、継続してカスタマイズによるメリットを訴求していく考えである。 価格はベーシックプラットフォームサービス（基本料金）が初期費用5万2500円、月額費用1万5750円で、アプリケーション利用料は、1アプリケーションあたり525～1050円/ユーザー。サービス提供にあたっては、60日間の無料お試し期間も用意した。カスタマイズ費用は別途見積もりだが、一括払いに加えて月額課金での支払いも可能となっている。 ■ ＵＲＬ 株式会社ネオジャパン http://www.neo.co.jp/ ニュースリリース http://www.neo.co.jp/news/060914.html Applitus http://www.applitus.com/
（ 石井 一志 ）
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