 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
日本オラクルとOIS、CRMサービスをSaaSで提供する「Siebel On Demand」 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
Siebel CRM On Demandは、CRMアプリケーションの「Siebel CRM」の機能を、月額料金制で利用できるサービス。マーケティング、営業支援、サービス、分析などの機能を持ち、最小1名からの利用に対応する。SaaS型の提供によって、「顧客で従来必要であったトレーニングや運用管理が不要になり、導入初期コストを劇的に削減可能」（村上氏）なメリットがある。 OISのアプリケーション事業統括 フロントオフィスソリューション営業統括本部 産業営業部、市東慎太郎本部長は、「多くのユーザーからのフィードバックがバージョンアップに生かされており、長くても6カ月でバージョンアップする。これはナンバーワンベンダでしか提供できないスピード」としたほか、データセンターの運営、データベース、ミドルウェアといったほかのコンポーネントもOracleグループが提供している点を取り上げ、「一貫したサポートを提供できる点が強み」と述べた。 さらに一番の差別化ポイントとして分析機能を挙げ、「リアルタイム分析機能は競合製品も備えているが、データウェアハウスの機能を持っており、時系列のデータも分析できる点が違いだ」（市東氏）と説明している。 また、Oracleグループとしての強みとして、「自社導入型、SaaS型に加えて、それらを組み合わせたハイブリッド型、米オースティンのデータセンターを利用するプライベートホスティング型、すべてのモデルを提供できるのはOracleだけ」（村上氏）点も強調できるという。「本社ではサーバー型で、海外拠点ではオンデマンドで、といったハイブリッド型のアプローチも可能だ」（市東氏）。
両社ではこの戦略を進めるため、OISにCRMビジネスに携わる営業・ソリューションコンサルタントを集中させ、60名の体制を今年度中に120名規模に拡大し、業種別ソリューションの強化、中堅企業向け営業の強化に取り組んでいくとのこと。一方PeopleSoft Enterprise CRMの既存顧客に対しては、既存システムの拡張など、クロスセル、アップセルで対応。「パートナーのノウハウもたまり、業種別テンプレートもたまってきた」（村上氏）ので、パートナーの保有するソリューションを中心に引き続き販売する。また「顧客情報統合のニーズに対してはCustomer Data Hubで応えていく」（村上氏）としている。 パートナー戦略も強化する。CRM分野で積極的にパートナーを拡充するほか、既存パートナーとの協業関係も強める意向で、特に業界に特化したノウハウを持つパートナーとの関係を強化したい考え。Siebel CRM On DemandはSaaS型モデルが基本だけに販売は両社が直接行うが、導入・開発支援では、新規も含めたパートナーととともに進める。 「ベンダとの付き合いにはコストがかかるため、顧客は少ないベンダからより多くのものを得たいと考えているが、業界標準にのっとった多くのソリューションを持つOracleこそが、それを実現できるベンダだ。CRM領域でもそれは同じである」（米Oracleの日本アプリケーション・ビジネス担当 シニア・バイスプレジデント、ディック・ウォルベン氏）。 ■ ＵＲＬ 日本オラクル株式会社 http://www.oracle.co.jp/ 日本オラクルインフォメーションシステムズ株式会社 http://www.oracle-is.jp/ ニュースリリース http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1622 http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1621
（ 石井 一志 ）
|
