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NEC、中堅向けERPソリューションの特定業種対応を強化 |
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日本電気株式会社（以下、NEC）は10月5日、中堅企業向けERPソリューション「EXPLANNERシリーズ」における特定業種向けパッケージを順次提供すると発表した。今回はその第1弾として、自動車部品製造業向け「EXPLANNER/Ja」と、食品製造業向け「EXPLANNER/Jf」の両パッケージを製品化している。 EXPLANNER/Jaでは、得意先ごとの内示・確定情報を統合管理し、最新の需要情報として生産計画に反映することで変動対応力を強化可能という。また得意先からの納入指示に対応する時間単位での出荷便管理など、自動車部品業界特有の受注出荷業務に対応した。あわせて、「時間」単位による生産計画立案を実現し、得意先への出荷に同期したものづくりを支援するとしている。価格は500万円から。11月1日の出荷開始を予定する。 一方EXPLANNER/Jfでは、製品別・日別・デポ別に需給バランスの参照を可能にしており、食品業界特有の需要変動を生産活動に反映することによって、製造・販売・物流コストの低減された商品供給を実現できるという。また、ロットごとの入出庫履歴にひも付くロットトレースや、きめ細かな賞味期限条件の管理により、品質管理を強化できる。加えて、商品原材料データベースとの連携で、原材料規格情報の正確な把握・公開も行える。価格は400万円からで、出荷は2007年4月に開始される予定。 NECではEXPLANNERシリーズの強化によって、中堅企業向けERPパッケージ事業で、2008年度までの3年間で800億円の売り上げを見込む。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0610/0501.html
（ 石井 一志 ）
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