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楽2ライブラリ Web公開ツールで変換した文書を閲覧しているところ
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株式会社PFUは10月15日、Web情報公開ツール「楽2(らくらく)ライブラリ Web公開ツール」を発表した。企業向けの文書管理ソフト「楽2ライブラリ(クライアントサーバ版)基本パッケージ」のオプション製品で、11月中旬より提供を開始する。
楽2ライブラリ Web公開ツールは、楽2ライブラリで作成した文書ファイルをHTML化するオプションソフト。規定集、業務マニュアルといった文書を、楽2ライブラリの操作画面をそのまま利用して公開する用途のほか、製品カタログや広報誌など、社外向けに公開する文書にも適用可能で、変換した文書をパラパラめくりの電子ブック形式のコンテンツとして閲覧することができる。
閲覧にあたっては、社内・社外ともエージェントソフトやプラグインは不要で、ソフトのバージョン管理やプラグインインストールなど、煩雑な作業を行う必要はない点もメリット。変換後のHTML形式のみで表現されており、独自技術によって、Webブラウザだけで“パラパラめくる”操作や拡大などを行えるようにしている。また閲覧時にファイルまるごとをダウンロードするPDF形式などと異なり、閲覧ページのみをダウンロードすることができるため、素早い表示を行える点も特徴という。
作成にあたってはボタン1つで変換でき、コンテンツ作成数も制限されないため、「ひんぱんに更新される情報公開にも迅速に対応することが可能だ」(同社)。
対応OSはWindows Server 2003/2000 Server SP3以降。公開用WebサーバーはWindows Server 2003/2000 Server SP3以降、もしくはRed Hat Enterprise Linux AS 3/4、同 ES 3/4、SUSE Linux Enterprise Server 10に対応する。クライアントはWindows XP/2000 Professionalで利用可能。
価格は、28万2000円(税別)/年。利用にあたっては楽2ライブラリ(クライアントサーバ版)基本パッケージと、そのサポートサービス契約が必須となっている。
■ URL
株式会社PFU
http://www.pfu.fujitsu.com/
プレスリリース
http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new061016.html
( 石井 一志 )
2006/10/16 11:15
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