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NEC、実行環境の信頼性を強化したアプリケーションサーバーの最新版


 日本電気株式会社(NEC)は10月17日、アプリケーションサーバーの最新版「WebOTX ver6.5」を発表した。出荷開始は10月末の予定。

 WebOTXは、J2EEに対応したアプリケーションサーバー。小規模環境から大規模環境まで幅広いラインアップが用意されている。また、長期間のサポートを保証するなど、企業システムでの利用に最適なミドルウェアとなっている。

 最新版では、複数の同一プログラムの動作・管理を行う機能や各プログラムの負荷状況を監視する機能、アプリケーションの実行多重度を最適化する機能など、Webアプリケーション実行環境の信頼性・運用性を強化。そのほか、WS-BPEL2.0をフルサポートしたBPM製品「WebOTX Process Conductor」や、ACOS-4上の既存業務資産とWebアプリケーションの連携ツール「WebOTX Gateway Builder」を新たに提供している。

 価格は、WebOTX Web Editionが12万円(税別)、WebOTX Standard-J Editionが50万円(税別)から、WebOTX Standard Editionが200万円(税別)から、WebOTX Enterprise Editionが450万円(税別)から、WebOTX Process Conductorが400万円(税別)から、WebOTX Gateway Builderが130万円(税別)から。同社では、今後3年間で6万本の販売を見込んでいる。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0610/1705.html
  WebOTX製品情報
  http://www.sw.nec.co.jp/middle/WebOTX/


( 福浦 一広 )
2006/10/18 13:53

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