株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ(FST)は10月31日、企業向けSNS「知創空間(ちそうくうかん)」を発表した。同日より販売を開始する。
知創空間は、社員一人ひとりの自発性を引き出す「創発型マネジメント」を効率的に実現するSNS。人事データベースから組織の階層構造を取り込むことができ、これを利用することで、上司や部下、個人が構築した人脈を個人のトップページ上に表示することができる。また、他人のトップページを見ることで、その人がどのような人やコミュニティから情報を得ているかも一目で確認できる。書き込んだ記事は、所属するコミュニティ内だけの公開や自分の関係者のみ公開など、内容によって情報発信先を選択することもできる。
動作環境は、Red Hat Enterprise Linux AS/ES、Solaris 9 on SPARC。価格は、サポートサービスがつかない利用期間無制限のライセンス(100ライセンス)が87万5000円(税別)から、サポートサービスを含めた年間利用ライセンス(100ライセンス)が35万円(税別)から。そのほか、メディアキットが16万8000円(税別)。同社では、2年間で50万ライセンスの販売を目標としている。
■ URL
株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ
http://jp.fujitsu.com/group/fst/
プレスリリース
http://jp.fujitsu.com/group/fst/release/2006/1031.html
( 福浦 一広 )
2006/10/31 18:08
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