ファーストサーバ株式会社は11月14日、Citrix Presentation Server(旧称MetaFrame)環境をホスティングする「MetaFrameプラットフォームサービス」を発表した。12月5日より受付を開始し、2007年1月15日よりサービスを開始する。
今回発表されたサービスは、Presentation Serverの利用環境をデータセンター上に構築し、SSL-VPNを利用してサービス利用企業に提供するもの。自社内にPresentation Serverの運用環境を構築する場合に比べると、初期導入コストの削減や運用メンテナンスが不要となる点が特徴となっている。
利用するユーザー数およびサーバー台数などにより価格は異なるが、サーバー1台・30ユーザーまでの利用の場合で初期費用が73万5000円、月額63万円。60ユーザーまでの利用の場合で初期費用が105万円、月額84万円。100ユーザーまでの利用の場合で初期費用が136万5000円、月額105万円。OSおよびPresentation Serverのライセンスは利用料に含まれているが、Presentation Server上で動作させるアプリケーションのライセンスはサービス利用企業側で用意する必要がある。
同社では、利用を検討しているアプリケーションがPresentation Serverで動作するかどうかを確認できるよう、検証環境の貸し出しも行うとしている。
■ URL
ファーストサーバ株式会社
http://www.fsv.jp/
プレスリリース
http://www.firstserver.co.jp/news/2006/2006111401.html
MetaFrameプラットフォームサービス
http://www.fsmeta.jp/
( 福浦 一広 )
2006/11/14 12:40
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