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日本オラクル、イベントを業務システムへリアルタイムに反映させる「Oracle EDA Suite」 |
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EDAとは、RFIDや電子マネー、各種センサーや大規模なレーダーなど、多様化する情報ソースからのさまざまなデータをリアルタイムに感知・分析し、その後のアクションまで自動で判断してくれる次世代アーキテクチャ。例えば、航空業界において、天候の変化や顧客の予約状況、運休・遅延といった即時性の高い情報をリアルタイムに分析し、即時価格設定や再スケジューリング、障害に対してアラートをあげるといったアクションまで自動で処理できるようになるとのこと。 このソリューションを実現するのがミドルウェアスイートのOracle EDA Suite。プロセスモニタリングを行う「Oracle Business Activity Monitoring」、ビジネスルールを管理する「Oracle Business Rules」、イベントのメッセージ配信を行う「Oracle Enterprise Messaging」、サービス統合インフラとなる「Oracle Enterprise Service Bus」、ハードウェアセンサーからのイベントを収集する「Oracle Sensor Edge Server」の5つのコンポーネントから構成される。価格は750万円（税別）からで、出荷開始は2007年1月9日より。 この分野における日本オラクルの強みとして、同社の常務執行役員、システム製品統括本部長の三澤智光氏は、「多種多様なイベントデータの収集を行うSensor Edge Serverや、そのデータの自動処理を可能にするルールベースエンジンなどをスイートとしてそろえていることがある。またSOAやERP、サプライチェーンなどのソリューションにも幅広く対応できる。そして、対象情報リソースとして、RFIDばかりが注視される中、当社は電子マネーや温度、湿度、振動センサーといった多様なリソースにもフォーカスしていることも強みだ」とし、「今後、情報化が今以上に進み、入力の正確性やスピード処理の必要性、大量データ処理に対する信頼性がより必要となれば、こうしたさまざまな情報リソースが社会にとって重要な役割を果たすようになる」と述べた。 今後の展開としては、SOA、RFIDパートナーを中心にパートナーリング強化を図り、スキルの育成から始めていくとした。 ■ ＵＲＬ 日本オラクル株式会社 http://www.oracle.co.jp/ ニュースリリース http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1668
（ 川島 弘之 ）
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